入院した昼前、病室に入るとさっそく助産師さんが来て、落ち着いた口調で、経産婦だから早いわよ、夕方前には可愛い赤ちゃんに会えるわねって声をかけられた。

もうベテランのおばあちゃんなんだけど若い助産師さんの中に混じって働いている様子。
私はどちらかというと年配の方と話すほうが落ち着く、軽い弱音は吐けるし、その分親のようにあしらってくれるし、だけど・・・この助産師さんと二人三脚で出産に至る中・・・
騒ぐと・・あら!ダメよ!赤ちゃんが苦しくなるからね。
いきむと・・だめよ!赤ちゃんどんどん苦しくなるの!
白目をむくと・・あら!あなた!いきみたいでしょ!羊水ほとんどでて
るわ!こりゃあ辛いはね・・?もうとっくに辛いのに!
などと結構面白いけど実際は私の分娩のペースと助産師さんのペースがあっていない様子で私は結構不安になった。おまけに私の前に深夜から2人のお産で寝てないと言う・・あくび付き。
結局最後は担当の先生が分娩行為をするんだけど、その時この助産師さんは横に来てずっと私の手を握り最後まで励ましてくれていた。
出産後2時間してお部屋に戻る時色々話をするので疲れてあまり聞いていなかったがちょっと耳に残る言葉があった。
育児って大変だけどその時が一番良い時なのよ、子供って可愛いじゃない!?育児って取り返しがきかないからその時、本当に大変でも頑張ろうって思えばできちゃうものでしょ、いっぱい子供を産んでね、五体満足でも満足じゃなくても、命の重みを知るのが大切なのよ、どんな子であっても育てるという強い気持ちが母親にさせてくれるんだから!育児を大切にしてね。
こう話してくれた。子供って可愛いじゃないっていう言葉がとても心に残った。
帰室すると、娘の面倒で立会いが出来なかった父ちゃんと娘が病室で待っていた、そしてさっそく夕食が出た、娘がペロリと食べちゃった。

私は出産直後で胸がいっぱいでちょっと興奮気味でそして疲れていたから父ちゃんたちが帰った後はぐっすり眠った。
退院して、暫く私の母が手伝いにきてくれた、こうやって産まれたての孫息子を抱いて、傍には姉ちゃんになったサランがどうやら世話をやきたいらしい・・でもちょっと怪しい。イタズラに近い。

結婚してから子育てを育て終わる前から大変だ、産むのはいいけれど教育費が!なんて考える事が多いけれど、今は今を大切に、取り返しのきかない育児をHAPPYにそして悩みながらでものんびり過ごしていきたいと思います。